リブレってなに?新しい血糖値の測定の方法?
- 2024年10月2日
- 糖尿病
FreeStyleリブレは、アボットジャパンが販売する血糖値測定機器で、糖尿病治療をサポートするために開発されたものです。
isCGM(間歇スキャン式持続グルコースモニタリング)と呼ばれる技術を使用し、血糖値の変動を継続します。リブレの主な機能は、指先からの採血を不要にし、一度14日間継続してグルコースデータを記録できるポイントです。
特徴としては
指穿刺不要
このため、いつでもどこでも血糖測定が可能です。耐水性のため、お風呂やプールでも問題ありません。
簡便な操作
一度装着すれば、2週間連続で測定し続けます。その間、穿刺やメンテナンスは必要ありません。また、服の上からでも測定が可能です。センサー自体は使い捨てのため、使用中の消毒などの管理は必要ありません。
血糖変動の可視化
装着すれば、スマートフォンで血糖値をリアルタイムで測定が可能です。また、低血糖の際はアラートを設定し知らせることもできます。食後の高血糖はもちろん、睡眠中も測定しているため、夜間の低血糖にも対応することが可能です。
リブレの測定データは、実際の血糖値には多少の誤差があるもの、血糖値の傾向や日内変動を把握できるため、糖尿病の管理に役立ちます。
診断基準に達していない段階でも血糖値の変動を把握し、早期に対策を講じることが可能です。
保険適応としてはインスリンを使用中の方に限られます。
ですが、当院では本来、保険適応でない飲み薬で管理中の糖尿病の患者さんや、健康診断で血糖高値を指摘された患者さん、食後に異常な眠気が出る患者さん(食後高血糖)、食後に動悸・倦怠感などがでる患者さん(食後低血糖)にFreeStyleリブレをお勧めしております。
当院ではリブレセンサー1枚につき6500円で提供しております。
スマートフォンがリブレLink(スマートフォン用アプリ)に対応する場合は、センサーのみで血糖測定が可能です。
非対応の場合はリブレReaderが必要となります。その際は別途で21000円の費用がかかる場合もございます。いつでもご相談ください。
ぜひ糖尿病専門医によるリブレでの生活習慣の指導を受けてみませんか?
当院では多くの患者さんにリブレを指導しておりますので、看護師、栄養士も多くの経験を積んでいます。
ご興味がございましたらいつでもご相談ください。